OTONOHA STORY

音の葉の物語

― ようこそ我が家へ ―

第6話 【 大脇 様】

レポート

〈 想いのこもった結婚式 〉自分たちの決意を伝える挙式

逆境をプラスに、パワーアップした結婚式に

挙式スタイル…家婚式
挙式時期… 12月上旬
会場… 本館「和室」
お二人にとって音の葉とは…訪れるたびに元気をくれる場所

冬晴れの日本庭園で行う温かなセレモニー

結婚が決まる前から決めていた会場

結婚式は音の葉で挙げたい

結婚が決まるずっと前、散歩で訪れた駒ヶ根高原に佇む1件の古民家に心惹かれたと言う新婦の美智さん
「建物の雰囲気、佇まいに一目惚れでした!」
数年後、偶然にもその建物が結婚式場「古民家ウェディング音の葉」としてオープンしたことを知り、
結婚式はここで挙げる!と心に強く誓ったそうです。

結婚=結婚式

お二人ともに結婚をするなら結婚式を挙げたいと考えていたそうで、新郎の友希さんもしっかりとイメージを持っていたと言います。
「友人の結婚式に参列する度に結婚式っていいな!と感じていた。自分が結婚する時にも結婚式はしっかり挙げたいと思っていた。」
「結婚式が今までの感謝を家族や親族、友人達にしっかりと伝えられる場だと思ってたのでたいせつにしたかった。」

音の葉本館内にある伝統的な和室で執り行われた挙式

古式ゆかしい昔ながらのスタイル、家族と家族を結ぶ「家婚式」という形を選んだお二人。
「挙式は自分たちのこれからへの決意をしっかりと伝える為、厳かに行いたいと思っていました。」
また、挙式の入場ではそれぞれがご自身の両親と手を取る形で入場されました。
「両親と手を取り入場することで、家族のつながりやお互いの家族をつなぐ意味を持たせたかった。」という想いが込められた、とても印象深い入場となりました。

感謝の言葉をご両親に伝えた後、3人で入場された友希さん。
「結婚式を挙げたことも、親孝行になれば良いなと思っていました。」
「少し照れ臭かったけど、両親と手を取り歩けて良かったです。」

「入場は茅葺門から行いたかった。重厚な扉を開けて新たな一歩を踏み出すことで決意を表したかった。」という美智さん。

夢だった母との結婚準備

普段からとても仲の良い家族だという新婦家。
結婚式の準備にもとても協力的で、お父様お母様、姉妹のお二人も一緒に準備を手伝ってくれたそう。
「母と結婚式の準備をするのが夢でした。」という美智さん。
人生の中で大きなポイントである結婚。節目として家族に対してきちんとしたかった。普段、感謝の言葉などはあまり言葉にしないタイプという美智さんですが
「結婚式の前夜、家族でご飯を食べました。その時みんなに今までの感謝を伝えました。自然と涙が溢れ、気付くとみんなで泣いていました。」
おめでとうや、少し寂しい気持ち、今までの思い出などが家族それぞれの中にあるのだと思います。

お母様と姉妹手作りのイニシャルクッキープチギフト
また、ウェルカムスペースは手芸が得意なお母様作成の小物を使い
姉妹で飾り付けをしてくださいました

直接会える喜び

コロナ禍で以前よりも外出や遠出を控えるようになった昨今。
最近では、前ほど友人とも頻繁に会えないような状況だったと言う友希さん。
「結婚式当日に家族や友人に直接会えたことがとても嬉しかった!たいせつな人たちにやっと会えた!という感じでした。」
「挙式や披露宴を通じて、自分の周りにはこんなに良い人たちがいるんだ!と実感しました。実際に会って話すことによってそれをしみじみ感じました。」



披露宴の始めに行った鏡開きのセレモニー
ゲスト全員にご挨拶をしながらその祝酒をお配りしていく二人。この祝酒を持ち、乾杯を行いました

お二人への想い

披露宴ではゲストのみなさまからもお二人に、楽器の演奏やお祝いの映像上映、サプライズのプレゼントなど、たくさんの祝福の気持ちが伝えられました。

三人で作った結婚式

お二人が初めて音の葉に来館された時から担当をさせていただいたプランナー。
結婚式の準備を進めていく中で、新郎新婦とプランナーという関係ではなく、三人で結婚式を挙げるような、そんな気持ちになっていたとお二人は言います。
「最初から、壁をつくらず接してくれたおかげでとても話しやすかったし相談もしやすかった。初回の打合せからとても楽しかった。」というお二人。
常に自分たちと真剣に向かい合っていてくれた事にもとても感謝しています!
この感謝の気持ちはきちんと伝えたいと思っていました。

退場の直前、お二人から担当プランナーにサプライズで手紙と花束のプレゼント!
お二人と目が合った瞬間、涙が溢れる担当プランナー

そして結びに、さまざまな事へ「ありがとう」の感謝の気持ちを込めた
ワンモアチアーズを全員で行いました

夕暮れの時間を活かしたろうそくの演出。
温かい光りの中、ゲストをお見送りしました。

逆境をプラスに!
パワーアップした結婚式

今、世界中に多大な影響を及ぼしているコロナウィルス。
お二人もとても難しい判断をしなければならない時があったと思います。
当初予定していた日程の変更・延期、ご家族や招待する方達へのさまざまなケアなど、通常では考えることのない心配事がたくさんあったと思います。
ですが、そんな中でもお二人は前向きに考え、延期したことで出来た準備期間を活かし、引き出物を入れるトートバッグにオリジナルプリントを手刷り印刷したり、日の入りが早い時期に延期したことを活かし、ろうそくの演出を行ったりと、よりお二人らしい結婚式になったのではないかと思います。
担当プランナーだけでなく、音の葉のスタッフ全員がお二人の前向きな姿に元気をいただいていました!

お二人が考えた手書きのイラストを元にしたデザイン
実際にプリントをしていただき完成した、世界に二つとないオリジナルトートバッグ

お二人にとって音の葉とは

訪れるたびに元気をくれる
あったかいおうち

音の葉さんには、私たち二人よりも熱量が高く一緒に準備を楽しんでくれるスタッフがたくさんいます!いつでも音の葉に来るとパワーがもらえる。疲れた時に元気をチャージできる。そんなあったかい場所だと思います。

お二人のもうひとつの

「おうち」でありたい

お二人と話しているとみんなが自然と笑顔になる。そんな不思議な力があります。
これからもずっと、音の葉はお二人の第二のお家お二人がいつでも笑顔で帰ってこれる。そっとお二人に寄り添える、そんな場所でありたいと願っています。

2020年12月5日挙式

大脇  友希さん
  美智さん

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