〈 ナイトウェディング 〉庭園をキャンドルで飾り 温かな光の中行う結婚式
挙式スタイル…人前式
挙式時期…10月上旬
会場…音の葉庭園
お二人にとって音の葉とは…家族やゲストの想いもたいせつにしてくれる場所
ろうそくの灯りに包まれた庭園にて執り行われたあたたかな人前式
形式に捉われない
自由な結婚式
ゲストとしてたくさんの結婚式に参列したことのあるおふたり。
漠然と「結婚式とはだいたいやることが同じで形式ばったもの」と感じていたといいます。
そんな中、自分たちの結婚式の会場探しを始めます。音の葉を訪れ話を聞く中で「結婚式に決まりはなく自由でいい。ふたりらしい形でいい」とプランナーから提案を受けます。
そして、自由な中でもゲストの一人ひとりと交流ができ、感謝を伝えることに重点を置いた、自分たちらしい結婚式作りがスタートしました
挙式会場は庭園
司会は家族や友人
挙式を行なったのは紅葉が色づき始めた音の葉の庭園。
プランナーが提案したのは、第三者の司会者ではなく、お二人に最も近しい方々に司会を行なっていただくことでした。
「打合せをしていく中で、お二人は家族や友人との距離感が近く、とてもたいせつにされている方達だと分かりました。それは逆に言うと結婚式に出席される皆様もお二人への祝福の思いを強く持っているのではないかと思い、あえてプロの司会者に進行を任せず、ご列席の皆様に進行役をお任せし、お二人にも皆様の祝福の思いを感じていただきたい。そんなお二人や皆様の思いを紡いでいくような結婚式になることを願い提案しました。」
司会はそれぞれのご兄弟、叔父様、姪っ子、ご友人とリレーされ、列席されている全員で行うとても温かい雰囲気のお式となりました。
司会を進める新郎の弟夫婦
思いを繋ぐレターリレー
挙式の中で行われたレターリレー。
レターリレーは、ゲスト一人ひとりが事前に二人に宛てた手紙を書き、それをリレー形式で読み、アルバムに収めていくセレモニー。最後は1冊の本になってお二人の元へ。
友人、ご兄弟へと繋がれ、新婦のお母様へと手渡されるレターブック。母からのあたたかな言葉が伝えられます。レターリレーの結びにはお互いへの約束の言葉を交わし、一緒にレターブックに収めました
新婦が作るおもてなしの
ウェディングドレス
服飾系の道に進んだ新婦、静香さんは、結婚がきまり、式のドレスは自分で作ると決めていたといいます。
「結婚式場への衣裳の持ち込みは制限があるところが多い中、音の葉は制限がなく、それもここでやりたいと思ったポイントでした。」
「自分の得意なことを活かしたものを身につけることで、ゲストに対する演出、おもてなしの一つになればいいなと思いました。」
静香さんが作った、生地の素材感を存分に生かしたタキシードとドレスは、お二人のおしゃれで飾らない人柄を体現しているようで、ナチュラルなシルエットや雰囲気が、挙式にアットホームな空気と柔らかさを添えていました。
緑が溢れる駒ヶ根高原で当日ロケーション撮影
みんなが作ってくれた
披露宴
あまり自分たちが主役になりすぎない形が良かったというお二人。
お二人だけで座るメインテーブルはあえて設けず、ご友人たちと同じテーブルに座り、皆さんが気を使わないカジュアルなスタイルで行なった披露宴。
お二人との距離も近い分会話も弾みます。
披露宴中にはいとこや甥っ子姪っ子が中心になり歌とダンスを披露。
お二人も加わり賑やかな場面に。
「親族中心の余興に、友人も一緒になって楽しんでくれていた。みんなのおかげで一体感のある披露宴になった。」
衣装の生地で仕立てた
感謝の気持ち
披露宴の結びに感謝の気持ちとともにご両親に送られた記念品。
それは、お二人のタキシードとドレスに使われている生地で作られたぬいぐるみでした。
また、ぬいぐるみの足の裏にある二人の名前は、感謝の気持ちを込めて二人で協力して刺繍したものでした。
お二人らしい感謝の気持ちはしっかりとご両親にも伝わり、お父様、お母様の目には涙が浮かんでいました。
お二人にとって音の葉とは
皆んなを
たいせつにしてくれる場所
私たち新郎新婦だけでなく、私たちの家族や列席するゲストの思いもたいせつにしてくれたおかげで、当日はとても温かい雰囲気でみんな過ごせました。
お二人のもうひとつの
「おうち」でありたい
お二人がたいせつにされている皆様がお越しになる。
音の葉は、お二人だけでなく、お二人が招く皆様も私たちの家族のようにお迎えしたいと思っています。
2019年10月5日挙式
小池 文哉さん
静香さん